皆様ご機嫌いかがでしょうか?日々社員のお悩み対応をしている管理部長のワカです。今日も抱えている悩みをスカッと一緒に解決していきましょう!
会社員として働いて数年がたちますが、自分がサラリーマンに向いているのかいまだによくわからないんです。どのようなタイプの人が向いているのですか?
自分に向いているのかどうか確認したくなる時あるよね。私自身も悩んだ時期あったんだけど、面接などをしていく中でなんとなくわかってきたことがあるから共有してみよう!
サラリーマンとして社会に出て働いていく中で、壁にぶつかったり結果がうまく伴わないことが続くと「自分は向いているのだろうか?」と考えてしまう事があるかと思います。
そこで今回はサラリーマンに向いている人・向いていない人の代表的な特徴について一緒に考えていきましょう!
サラリーマンに向いている人の特徴5選
実際私も向き不向きがよくわからないのですが、具体的にどんな方がサラリーマンに向いているのですか?
どの職業にも向き不向きはあると思うんだけど、様々な局面での対応が必要になるからサラリーマンは少し特殊かもしれないなぁ。私の経験がベースになってしまうけれど、自分に当てはまるか参考にしてみてください!
どの職業でも同じですが、向き不向きをしっかり認識しておかないと実力を最大限発揮できないかもしれません。
まずはサラリーマンに向いている人の特徴5選を一緒に確認していきましょう!
向いている人の特徴5選
①チームとして仕事に取り組める
②他人の企画やアイデアでも積極的に行動できる
③会議や残業を必要業務として割り切れる
④会社に安心感を感じられる
⑤様々な場面での「しがらみ」を許容できる
チームとして仕事に取り組める
サラリーマンは個人ではなくチームとして動くことが非常に多いため、一つの課題や業務に対して単独行動で解決まで導くことはごく稀です。
そのため、決められたメンバーでうまく役割を分担でき、各々割り振られた仕事を責任を持って終わらせることができる人はサラリーマンに向いています。
自分の事だけでなく、チーム全体のバランスを見ながら仕事が出来る「責任感のある人」は組織に必ず必要だね。
自分は学生時代にサッカーをやっていたのでチームで動くことには慣れています!バランスは大事なんですね!
与えられた仕事でも積極的に行動できる
サラリーマンの仕事は自分発信の仕事はほとんどなく、専門部署が企画した仕事や顧客からの依頼などをこなす仕事がメインです。
そのため自分がやりたい仕事でないことが多く、モチベーションの維持や積極性が失われてしまうことも・・・。そんな中でも与えらた仕事を積極的にこなせる人はサラリーマンに向いています。
どんな仕事でも決して「他人事」ではなく積極的に行動していると上司も仕事を任せやすくなるね。「あいつならできるんじゃないか⁉」と難しい仕事を与えられるチャンスが増えそうだね!
会議や残業を必要業務として割り切れる
サラリーマンは同じ部署での打ち合わせや、納期がギリギリになってしまえば間に合わせるためにどうしても残業が多くなってしまいます。
そんな会議や残業も「ゴールへの必要業務」として割り切って前向きに取り組める人はサラリーマンに向いています。
会議や残業は取り組み方によっては本当に無駄になってしまうから、より効率的に終わらせられるように事前にしっかり準備しておこう!残業手当等についても確認しておくと良いかもしれないね!
会社に安心感を感じられる
会社は自分一人で成り立っているわけではないので、失敗のリスクはそこまで大きいものではありませんが、大きな成功をしてもそれに見合った見返りは見込めないかもしれません。
そんな見返りの少なさではなく、リスクの少なさに安心感を感じられる人はサラリーマンに向いています。
失敗も成功もチームや組織で分かち合える組織が理想だね!かといって「失敗しても誰かがなんとかしてくれるだろ」という甘い考えばかりでは、そのうち取り返しがつかないミスをする可能性もあるし、何より成長できないから注意しよう。
様々な場面での「しがらみ」を許容できる
組織に入れば必ずと言っていいほど、「しがらみ」や「派閥」などの煩わしい人間関係があります。
なんとなく先輩や同僚も「グループ」っぽく集まってしまうんですよね。誰と一緒にいるかで仕事や評価に影響する可能性があるとも聞いたことがあります。
うまく立ち回れないと「評価されない」などの不平不満が出てしまいがちですが、個人の生活には関係ないものとして割り切れる人はサラリーマンに向いています。
私も会社員なのでその想いはビシビシ感じます。ですが「もう嫌だ!」と自分を見失い全て投げ出してしまわないように、しっかり割り切るように意識はしています。他の会社に移ろうが同じようなしがらみはありますよ!
力を最大限に発揮できないかも!?向いていない人の特徴
サラリーマンに向いている人の特徴はよくわかりました!逆に向いていない人はどのような人なのでしょうか?
基本的には向いている人の特徴の逆であることが多いけど、微妙に違うところもあるから一緒に確認していこう!
向いていない特徴に当てはまった場合も、どこか窮屈で息苦しく感じてしまいやはり実力を発揮できなくなる可能性が高いです。
向いていない人の特徴は主に4つありますので、しっかりと自分を見つめ直しながら確認していきましょう!
向いていない人の特徴4選
①既存の組織やルールが受け入れられない
②一人で効率的に業務を進めたい
③完全成果主義
④成果と待遇が比例しないことに納得ができない
既存の組織やルールが受け入れられない
どんな会社にも今までの習慣や暗黙のルールが存在しており、サラリーマンである以上それに従って行動していく必要があります。
ですが「納得のできないことはやりたくない!」という強いポリシーがある人は、周囲と歩調が合いにくく組織に馴染むことに違和感を感じてしまいます。
上司の指示や指摘に「?」と思ってしまうことも実際ありますよね。「いつの時代からこれやっているんだろう?」と素直に納得できず、受け入れらないと実力を発揮するのは難しいかもしれないですね。
成功している会社であれば、なおさら今までのやり方を変えるのには相当な勇気が必要だからね。でもただただ流されることはせずに、自分なりの解釈も持っておけば進むべき方向性も見えてくるよ!
一人で効率的に業務を進めたい
サラリーマンはチームとして動くことが非常に多く、任された仕事に責任を持って取り組む必要があります。
ですが、与えられた仕事に納得がいかず、周囲の仕事の仕方や進め方にイライラしてしまったりペースが乱されて仕事ができないと感じてしまう人は、チームとして動くことが多いサラリーマンには向いていないかもしれません。
ものすごく仕事ができる人なのに、チームとしての情報共有や行動が全くできない人はどうしても浮いてしまいがちで「もったいない」と感じてしまうよ。サラリーマンじゃないほうが能力を最大限発揮できる可能性が高い人だね!
完全成果主義
サラリーマンの仕事の中には成果に直結しない「会議」や「雑務」も数多く存在します。
そんな成果に直結しないような仕事を「意味のない仕事」「効率の悪い仕事」として前向きに取り組めない人は、仕事自体にストレスを感じてしまいます。
一つの課題や仕事にチームで取り組むことが多いから、なおさら一人で効率だけを追い求めるのは難しいね。意味のない仕事の中でコミュニケーションを図り、チームで共有してチームで効率を求めていくことができればものすごいリーダーになるんだけど・・・。
成果と待遇が比例しないことに納得ができない
サラリーマンはチームとして成果を上げていくことが多いため、どうしても成果が待遇に反映されにくい側面があります。
どんなに大きな成果を出したとしても、そこまで多く待遇や給料に反映されることがあまりないですよね。ほとんど仕事していない人とそこまで大きな待遇の差もないように感じますし。
その気持ちは本当によくわかるけど、会社は大きなチームでリスクも収益もチームで分け合うことが大前提だから、成果を全部待遇にとは行かないのが現実なんだよね。「成果=自分の待遇」としたいのであれば、サラリーマンに不満を感じてしまいやすいね。
会社の部署って?部署ごとの違いと向いている性格
サラリーマンに向き不向きがあることはよくわかりました。でもサラリーマンといっても色々な仕事や部署があると思うのですが、実際はどんな部署などがあるのでしょうか?
確かにサラリーマンといっても仕事内容は本当に様々だよ。ここでは代表的な部署と簡単な仕事内容、どのような性格の人が能力を発揮しやすいのかをあくまで私の視点で紹介してみるから、一緒に確認していこう!
主な会社の部署
①営業
②経理
③総務
④人事
①営業
営業は「仕事を取ってくる」「契約を結ぶ」等、直接顧客とやり取りする機会の多い職種のため、向いている性格や伸ばすべき能力はどちらかというと「対外的」な部分が多いです。
向いている性格・伸ばしたい能力
・計画的に行動できる ・・・ 顧客との商談などの予定などの調整ができ、無理なスケジュールを組まない
・記憶力がいい ・・・ 少し会って話しただけの顧客の顔などを覚えられ、メモが取れないような立ち話の内容を覚えている
・事前準備が得意 ・・・ 顧客に何が必要でどのように話そうかをしっかり整理して準備できる
・コミュニケーション能力が高い ・・・ 誰とでも打ち解けて笑顔で話ができ、信頼してもらうためにしっかり話を聞ける
営業の方はただただ話しているだけでなく、先方のことを考えしっかり準備のできる方が向いているのですね!
②経理
経理は常に会社のお金などの数字に触れる機会の多い職種ですので、淡々と正確に数字を把握して計算できるようなコツコツタイプの方が向いています。
向いている性格・伸ばしたい能力
・会計(学習)に興味がある ・・・ 常に変わる会計の法律などを前向きにとらえ学習しようとする気持ちがある
・一人で黙々と仕事が出来る ・・・ 常に数字とのにらっめっこが多いため、一人で集中して淡々と数字合わせができる
・口が堅い ・・・ 会社の業績などに常に触れていて状況がわかってしまうので、社内外問わず安易に秘密を話さない
・説明がうまい ・・・ 計算した数字を経営幹部などに説明したりすることが多いため、順序だててわかりやすく説明できる
日々動く現預金を見て数字合わせをするのも本当に大変ですよね・・・。経理の方の説明って非常に論理的でわかりやすイメージがあります!
経理の人がおとなしく感じるのは、余計なことを言わないようにしているためでもあるんだよ!ただ実はものすごく話好きで面白い人もいるから、機会があれば話しかけてみると良いよ。
③総務
総務は社員さんが働きやすい環境について考えたり、備品などの管理もしている「縁の下の力持ち」のような部署で、「総務がしっかりしている会社は非常に環境が良い会社」と言えるくらい重要な部署です。
向いている性格・伸ばしたい能力
・頼まれごとが好き ・・・ 会社の全社員からの様々な問い合わせに対応するため、頼まれごとを一つずつ受けて解決できる
・マニュアルがなくても動ける ・・・ 人からの依頼は常に千差万別のため、マニュアルがなくても柔軟に動くことができる
・人付き合いが好き ・・・ 全社員とコミュニケーションを取れるので、全社員との関係構築ができる
まさに「縁の下の力持ち」ですよね。総務の方はものすごくコミュニケーション能力が高いと思っていましたが、それが業務の円滑に直結しているんですね!
④人事
人事は面接・採用だけでなく社員の評価や配属にも影響し、社員の個人情報も把握している方も多いため、社内でも信頼できる方が多く配属される部署です。
向いている性格・伸ばしたい能力
・口が堅い ・・・ 個人情報等絶対に漏らしてはならない情報を扱う部署のため、話していい内容を分別できる
・観察力がある ・・・ 社員との面談や採用時の面接も担当するため、動向や様子のちょっとした変化に迅速に気づける
・判断力がある ・・・ 面談や採用時に思ったことや感じたことを前提に、最善策を見つけ行動することができる
会社の組織作りには欠かせない部署だから、ものすごくじっくりと人を見ている印象だね。個人の評価などにも直結してしまうから、個人的な感情は排除して臨まなければならない難しい仕事が多いよ。
まとめ
今回はサラリーマンに向いている人の特徴について一緒に考えてみました。
まとめると
- チームとして仕事に取り組め、自分のアイデアでなくても積極的に行動できる人。
- 既存のルールやしがらみだけでなく、残業や会議も「必要業務」として捉えられる人。
- 完全個人成果主義の人は、能力を最大限発揮できない可能性が高く向いていない。
一般的に言う「サラリーマン」にも向き不向きがあり、向いていない人は様々なことを「チーム」として受け入れられなければ能力を最大限発揮できない可能性が高いです。
チームとして組織として自分の力を最大限に生かしたいと思う方は、是非サラリーマンとしてチャレンジしてみてください!素敵なチームメイトと成功へと突っ走る楽しみを感じられると思いますよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。それではまた!