会社員心得

【新入社員の最初の仕事】意識改革をして貴重で大きな第一歩を踏み出そう!

皆様ご機嫌いかがでしょうか?日々社員のお悩み対応をしている管理部長のワカです。今日も抱えている悩みをスカッと一緒に解決していきましょう!

新入社員として働き始めるにあたって、いったいどのような仕事を任されるのか、任されたことがしっかりできるのかが不安です。入社前にしておいた方が良いこととかありますか?

社員B
部長ワカ

仕事として事前にしておくことかぁ・・・。仕事は経験を積んで覚えていけば問題ないと思うなぁ。だけどその一歩を踏み出す前に、自分の中での意識改革が必要かもしれないね!まずは初仕事としてそれに取り組んでみよう!

入社すると「どんな仕事を任されるのか」という事を考えてしまいますが、仕事に向かう前に意識改革をしておく必要があります。

今回は社会人としての初仕事「意識改革」を理解して、入社後のスムーズな業務の取り組み方について一緒に考えていきましょう!

【社会人の仕事の第一歩】まずは自分の中で意識改革

「意識改革」とは具体的にどのようなことなのでしょうか?

社員A
部長ワカ

「意識改革」という表現は少しばかり大げさかもしれないけれど、一言で言えば「学生気分はもう終わり、さぁここから新しい大人の自分になっていこうじゃない!」という事だね!

新入社員として働き始めるとまず痛感することは「学生時代との大きすぎる違い」で、意識を変えてこの「違い」を理解し、少しずつなくしていかなければなかなか仕事はうまくいかないかもしれません。

まずはこの違いを理解し、一歩目でいきなり躓くことがないよう意識改革が必要なポイントを確認していきましょう!

意識改革が必要なポイント

①基本的なビジネスマナーや一般常識

②学生の時とは大きく違うコミュニケーション

③自分だけでなくチームとしての管理

基本的なビジネスマナーや一般常識

まず最も意識改革をしなければならないのは、ビジネスマナーと一般常識です。

ビジネスマナーや一般常識には正解がないので本当に覚えにくくて難しいです。学生のアルバイトのときに教えてもらったものとは全く違うので、正直戸惑いました。

社員A
部長ワカ

学生時代と社会人で最も大きく違うところかもしれないね。「学生気分が抜けていない」と上司などが感じるところはこの部分が圧倒的だと思うよ。

以下に新入社員として知っておくべき基本的なマナーを抜粋してまとめておきますので確認してみてください。

具体例(例)学生時代新社会人
電話などで上司に取り次ぐ場合上司でも「さん」づけ自社の社員に対しては、上司であっても「さん」などの敬称はつけない
*部長の〇〇 ・・・自社の社員は外部からはあくまで同列と考える
服装特に指定はない・スーツの場合、靴下は色と長さに気をつける
*スーツの色と合っていない・スニーカーソックス・激しい柄物はNG
・楽だからと言ってスポーツシューズは履かない
*相手の立場に立って不快にならないものを選ぶように意識する
・ネクタイは上まできっちり締める
*第一ボタンを開けてのネクタイや締めが甘いネクタイはだらしないためNG

マナーに絶対の正解はありませんが、基本は「相手が不快にならない・相手に失礼にならない」が基本中の基本ですので、自分本位で考えるのではなく、相手の立場に立ってというところを意識しましょう!

こちらの動画では社会人の基本マナーについて詳しく解説しております。アニメ形式で非常に見やすいので是非参考にしてみてください!

学生の時とは大きく違うコミュニケーション

学生も新入社員もコミュニケーションに関しては同じだと思っていました。具体的には何が違うのですか?

社員B
部長ワカ

基本的には同じなんだけど、結果を出すことが求められる社会人と学生ではコミュニケーションの目的が違うね。収益もあげなければいけないし、相手との信頼関係を作っていかなければならないんだよ。

コミュニケーションの違いとしては以下の点があげられます。

社会人のコミュニケーション〜学生との違い〜

・利益追求という目的がある

・取引先とは利害関係にある

・信頼を構築していく必要がある

・発言一つ一つに責任がある

・社内社外ともに上下関係がある

・「対個人」ではなく「対チーム」としてのコミュニケーション

・圧倒的に関係者数が多い

一言でコミュニケーションと言っても、学生の時とは大きく違ってきます。自分の一言に責任を持ち、友達ではなく利害関係者や関係者として相手と接するように心がけましょう

こちらの動画ではコミュニケーションの心得について詳しく解説しております。新入社員さんは必見の動画ですのでぜひご覧ください!

自分だけでなくチームとしての管理

部長ワカ

今までは、予定も課題の進捗確認も自分一人のものでOKでしたが、これからは同じグループや部署のメンバーと協力して結果を出していく必要があります!

チームとしての行動を意識し、他人の意見をしっかりと尊重し自分の意見や行動とすり合わせていく必要があります。

どんなに結果を出していても、チームを無視して行動してしまうと「自己中心的」や「チームとしての管理ができない」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

まずは自分の能力をチームに活かせるよう行動してみましょう!

こちらの記事では、会社員に必要なスキルについて詳しく解説しております。個人・組織に活かせるスキルについて確認できますのでぜひこちらもご覧ください!

誰でも最初は難しい!?新入社員が感じる戸惑い

学生時代とは違う意識をもって仕事に取り組んでいけばうまくいきますか?

社員A
部長ワカ

それがそうでもないのが現実なんだ。「仕事をする」という心構えができたとしても、どうしても戸惑ってしまう部分が出てきてしまうんだよね。仕事をしていく中で躓きやすい戸惑いポイントを一緒に確認してみよう!

戸惑いポイント

①周囲にうまく溶け込めない

②自分から動けない

③「報連相」がうまくできない

周囲にうまく溶け込めない

会社の風土や社員数、男女比のバランスなど様々な要因がありますが、どうしてもうまく周囲になじめない方が出てきます。

原因としては

  • 相談できる上司・先輩・同僚がいない
  • 周囲の人との価値観や世代があまりにも違う
  • 個人主義の方が多く連携が取れない

このような原因から、孤独を感じてしまい「溶け込めていない」と戸惑ってしまいやすいです。

部長ワカ

組織的なものだけでなく、個人的な合う合わないで戸惑いを感じることも多いです。うまくコミュニケーションを取って、少しずつ溶け込めるようにしましょう。

自分から動けない

最初のうちは上司や先輩からの指示があり、特別考える必要がないかもしれませんが、ある程度時間がたつと自分で考えて行動する必要が出てきます。

指示がなくなった途端に何をしたらいいかがわからなくなってしまい、自分から動けなくなってしまうんですよね。

社員B

「この仕事から求められているものは何か?」という事を日々意識していくと、少しずつその先の仕事が見えてくるようになります。

「報連相」がうまくできない

常に言われる「報連相」ですが、どうしてもうまく出来ないことがあります。

原因としては

  • 報連相によりミスが露呈してしまうのを避けたい
  • 「自分には出来るはず」と自力で解決しようとしてしまう
  • 忙しそうな上司の時間を奪ってしまい、「こんなことも判断できないのか」と思われたくない
部長ワカ

無力だと思われたくなかったり、自分の実力を認めさせたいなどの想いがあって「報連相」がうまくできない新入社員が多い気がします。「報連相」をうけることも上司の大切な仕事ですし、そんなに簡単に評価は変わらないのでドンドン「報連相」してOKですよ!

こちらの動画で「報連相」のコツが詳しく紹介されております。コツさえつかめば簡単なことですので、ぜひ参考にしてみてください!

今後の成長につなげるために意識したいポイント!

部長ワカ

新入社員の最初の仕事の「意識改革」についてと、それに伴って出てくる「戸惑い」もわかったと思います。ではこれらをどのようにして成長に繋げていくためのポイントを一緒に見ていきましょう!

成長につなげるためのポイント

①溶け込めない時はまず考え方を変えてみる

②指示待ちから自分で考えて動く意識を持つ

③自分だけで仕事はできないと理解する

溶け込めない時はまず考え方を変えてみる

社会人になると今まで経験した事のないような体験が多くなりますし、今まで接したことのないような人とも出会う事が多いでしょう。

今までの自分の考えや習慣なども重要ですが、思い切って意識をガラッと変えてみることをおススメします!

変えられる意識

・物事を〇×で判断するのをやめる 

 *「向き不向き」「好き嫌い」などの今までの価値観で物事を判断せずに、まずは受け入れる意識を持つ

・周囲の人達の意見や価値観を尊重する

 *自分とは違う意見や価値観であっても、人は人として意見や価値観を尊重する

部長ワカ

物事の良し悪しや、他人との価値観の違いにいちいち反応していたら正直きりがありません。他人を尊重しつつ自分と他人を混同しないようにすると一気に溶け込めたりすることがあるよ!

指示待ちから自分で考えて動く意識を持つ

指示待ち人間にならないためにも、以下のポイントを意識して仕事をしてみましょう。

意識したいポイント

・質問をするときには、自分の考えを「具体的に」交えながら質問する

 *(例)「これは〇〇だと思っておりますが、認識に間違いはありませんか?」「この件は××の方法で進めてよろしいですか?」

・指示のあった仕事をしっかり考え、他人事にせずに常に当事者意識を持って取り組む

 *責任を取らされたくないからと意見や考えを言わないのはNG。

・仕事に対する知識などを常に身につける意識を持つ

 *知識がなければ当然自分の考えもまとめられません。

・臨機応変に柔軟な対応を取れるようにする

 *仕事はマニュアル通りにはいかないことが圧倒的に多いため、自分の考えを持ちつつ上司などに自らアドバイスを受けに行く。

部長ワカ

「指示待ち」から「自ら考え行動する」というのは非常に大きなステップですが、意識すれば誰にでもできるようになります。仕事を素早くこなすことも非常に重要ですが、「じっくり考える」という事も忘れず行うようにしよう!

自分だけで仕事はできないと理解する

仕事は一人でできることは少なく、同じグループや部署のメンバーと協力して結果を出していくことが求められます。

チームとして動くために「報連相」を意識して仕事に取り組みましょう!

部長ワカ

上司も「チームの重要な人材」としてあなたからの「報連相」を待って仕事の段取りを考えているはずです。臆することなく周囲の力に頼り成長していきましょう!

まとめ

今回は新入社員の最初の仕事について一緒に考えてみました。

まとめると

  • まず第一歩として「意識改革」!一般常識やコミュニケーション、チーム管理の重要性を把握し学生時代との違いを知っておこう。
  • 意識改革ができても「周囲との関係」「自分からの行動」「報連相」については戸惑う可能性が高い。戸惑うポイントを理解しておこう。
  • 今後の成長につなげるためのポイントを押さえよう。自分は重要な人材であると自覚し自分で考え行動していこう。

新入社員の初めの仕事は、まずは学生時代との違いをしっかり理解し「意識改革」をすることです。

仕事は経験すればできるようになりますが、意識改革や行動を変えることは自分でしっかりと決心しないとできませんので、強い意志をもって積極的に変わる勇気を持ちましょう!

あなたは会社にとって重要な戦力ですので、自信をもってチャレンジすれば結果は必ずついてきますよ!

最後までお付き合いいただきありがとうございます。それではまた!

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